アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

行き過ぎた正義感の怖さ。

誰のか分からんけど、

自分のなかで正義感が強くなりすぎていたら、自分を疑うべきだ

そんなTweetを読んだ。
(探したけど見つけきれず…)



とあるニュースで怒っていた後に読んだので、どきりとした。




自分は正しい!

と盲目的に、疑うこともない状態。


よく考えたら、怖い。


相手だって、自分は正しい!と思っている。

正義は悪だ。悪から見たら。

最終的にはぶつかるしかなくなってしまう。


ヒーローものやアメリカの典型的な映画だと、悪は必ずやっつけられる。
勧善懲悪もの、最近なら半沢直樹とかのドラマが支持されたのも見ている側はスカッとするからだろう。
普段、自分にとっての悪・都合の悪いことを退治できない環境にいる人が多いのかもしれない。
ドラマを見る位で解消されるのならいいけれど、溜まった鬱憤の行き場がなくなってしまうとどうなのだろう。
悪と見なせる対象を見つけて、それを攻撃しスカッとしたい。
自分は正義なのだから良いことをしているのだ、と思い込める。強者になれる。


ニュースに対してあいつは悪い奴だとレッテルを貼り攻撃すること。
今の日本と韓国、
アメリカとイスラム国…


挙げればキリがないけれど、
行き過ぎた正義は不幸を招く。


自分が悪と感じる側になったと過程してちょっと妄想してみた。


……

「いや、そりゃそうするしかないか。」

と思えるようになった。
向こうにも言い分はあるのだな、と。
自分でも驚いたけど、一回り大きくなれた気がした。


自分が変に怒り熱くなりすぎていたら、一旦クールダウンして色々な角度から物事を見ようと改めて思ったこの頃でした。