玉露の美味しい淹れ方コンテストに出ます。
ども、レイコです。
いきなりですが、今度玉露の美味しい淹れ方コンテストに参加することになりました。
全国玉露のうまい淹れ方コンテスト | 八女市商工会
2015年3月15日に博多の聖福寺さんで開催されるのを、親しくしていただいてるくま園さんから教えてもらってエントリー。
ちょとまて!
玉露って何よ?
日本茶インストラクターとして、これ説明せないかんとこですね!
普通の煎茶と違っているのは栽培方法です。
一番茶の新芽が出始めてから20日間程度お茶の木を遮光して育てられるんですね。
最後の1週間は遮光率90%以上で真っ暗です。
自分に置き換えると、とてもイヤな環境です。四六時中真っ暗なんて!!
そんな中。
玉露さん↓
「暗いっ!なぜだ!!」
「光合成ほとんど出来ない…」
「新芽が伸びる時期になんなんだ(涙)」
「でもなんとか頑張んないと!」
「オラに力を!」
玉露さんは頑張った結果…
葉は柔らかく、
旨み成分であるテアニンなどのアミノ酸はたっぷりに!
苦味成分であるカテキンは少なめです。
(光合成でカテキンが作られるのを抑制)
またクロロフィルという緑色の色素も多くなります。
だいぶ頑張った玉露さんです。
もちろん茶農家の方々がとんでもなく頑張って作っておられます。
そんな玉露はみなさんが思うお茶(煎茶)とは全く違うものです。
どんなものだと思いますか?
thinking time!
チッチッチ…
では。
海苔のような香りがします。マジです。
…お茶なのになぜ!?
色は薄く、少しとろみのある液体。
これ味せんくない?と思って飲んだら。
ダシやー!!!
…お茶なのになぜ!?
そう出汁なのよ。
本当にDASHIなのよ。ねえ。
私も初めて飲んだ時は天地がひっくり返るほど驚きました(@_@)
「これがお茶だとしたら、えらいことだ」となぜか汗が出てきたほどです(; °_°)
どんな味か気になってきましたか?(笑)
なぜ…お茶業界は隠していたのかと。
とりあえず私には届いてなかったぞと。
そして私は声を大にして言いたい!!
福岡は八女の玉露は
十数年連続1等に輝いております!!!
(正確には農林水産大臣賞です)
玉露という名前しか知らないと、なんとなーく京都でしか育てられてないなんてイメージかあったりしませんか?
まさかの福岡ばい!
そんな日本が誇る栽培地なのですが、残念ながら福岡市はお茶の消費が少ないのです。下から数えたほうが早い。主要都市で26位だったかな。
一番素晴らしいお茶を育てている県なのに、それを知らずにいる人が多いのは悲しい。
福岡人は、これ自慢せないかんやろ。
明日から言いふらしてよし!
その前に飲んでみてほしいけど!
ただ、手間ひまかかっているのでお値段も張ります。玉露さん。
だからほとんどの人は名前だけ知ってて飲んだことないのよね。
このコンテストでは、
100gなんと5,000円の玉露を淹れます。
決勝のはさらに、
100gなんと!なんとなんと!
100g 10万円!!!
淹れたくない、ただ飲ませてほしい(笑)
そんな玉露の淹れ方コンテストにエントリーするのはプロ多数。それを間近に見れるとは…お得やで!というノリで申し込んだのですが。
長くなったので、また次回。