アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

福岡で日本茶を味わいつくしたいならここ。本当はとっておきの秘密にしときたかった! 万(YOROZU)@赤坂

ども、レイコです。
先日八女に行ったり、玉露の美味しい淹れ方コンテスト(やっぱ一回戦敗退(^_^;))に出たりと、濃い時間を過ごしすぎてレポートするまでに至っておりませーん!

というわけで、先にこちらのお店をご紹介。
万 yorozu

友達から、またチャイチワークスの市川さんからも情報を得て、ここ数ヶ月ずっと虎視眈々と(笑)機会をうかがっておりましたが…
お世話になっているくま園の園主、中谷さんに誘っていただき念願叶ったわ〜♪

事前に仕入れていた情報として、和菓子のHIGASHIYAさんがプロデュースされたお店で、昼はお茶を、夜はお茶だけでなくお酒も提供されていると。

外観撮り忘れてしまったけど、

しゃれとんしゃー!(@_@)

ここでお茶出すの!?という感じです。
普段バーになんて行かない私、緊張と興奮に襲われる(笑)

メニューは1,100円の和菓子セットにしました。
ただ、煎茶・ほうじ茶・抹茶などお茶の種類が多岐に渡っているので、優柔不断なわたしは悩みすぎて頭おかしくなるレベルでした(°_°)

玉露コンテストで敗退した悔しさから、プラス500円の八女伝統本玉露をチョイス。
中谷さんは抹茶白折をチョイス。

店主の徳淵さん、
淹れ方がカッコよすぎてまたこの顔に→(@_@)

美しい身のこなしがみなさんに伝えられなくて残念ですが、こちらの写真で想像してください!

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力強いお味でございました。
香りをいつまでもかいでいたい…。

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和菓子も数種類の中から選べます。
八丈島の黒糖羊羹をチョイス。

うんまああああい!

甘みのバランスが素晴らしい。
和菓子って甘ったるくてよくこんな顔( -"-)になりがちなんですが、今回はバラ色です。

抹茶の白折も一口飲ませていただきました♪
うわー、めっちゃうち好みの味。
毎日飲みたいー。
お茶の甘みが口の中いっぱいに広がります。
少し火入れの具合を調整してもらっていて、香ばしさも感じられるようにしているそうです。また、温度だけでなく湿度も踏まえて淹れてくださっているそうです。
お話を聞いていると、こだわりが随所に感じられます。
バーテンダーもやられていたそうで、だからお酒も出せるのか!と納得。

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↑この銅のやつ、ご自身でデザインされたそうです。何者!?
オールマイティという言葉がぴったりな方でした。

二煎目、三煎目は味わいも変わり、また違った気分にさせてくれます。

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桜の淡雪とともに。
もう春なのね、とお菓子に季節を教えてもらった。ぐっ…ときました!

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おしゃれなんですが居心地が大変よかったです。
コの字型なっているテーブルに着き、お茶の味に集中すると、内と外ともしっかり向き合える。そんな貴重な時間をすごせました。
茶道などに初心者がいきなり参加しようと思うと、敷居が高く肩も凝ってしまって、なかなか堪能するまでには至らないと思います。
こちら万さんで感じたことは、茶の間が現代に再生されたのではないか?ということ。

福岡のみなさま、ぜひ足を運んでみてください!

あー教えたくなかった。ほんとに |・_・) 笑

でも福岡市内におる日本茶インストラクターとして、ここ紹介せんかったらいかんですからね!

人気店ですので、ご予約は忘れずに(^_^)

ではまた次回。