アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

出産には葛藤がつきものですね。(帝王切開についての記事を読んで)

ども、レイコです。
昼寝しそこねた我が子は早々に寝ています。

わたしのお腹の上で…

早寝のときは下ろせません。
というかほぼ私は枕と化さないといけない、動いたら号泣です。

(10分前に泣かれる(ToT)†~~~)

胴体は拘束されておりますが、手は自由だ!へへーん!
iPhoneばんざーい。

さて、こんな記事を読みました。
帝王切開ママの葛藤 救うのは周囲の前向きな言葉 (日経DUAL) - Yahoo!ニュース

出産時のことを色々思い出しましたので、たまには振り返ってみたいと思います。



予定日の前日に検診に行ったときのこと。
私の産道が狭いし固いしで、赤ちゃんが出てこられんけん帝王切開になるかもしれん、と先生に言われました。
(そして全然降りてきとらんかったなー)

心の準備が全く出来てなくて、かなりショックを受けて1人号泣したのを覚えています。

上の記事にもあるように、「ああ、私は普通分娩すらできないダメな奴なんだ」と自分を責めました。

失格!

という印を押されたような感じ。


お腹にメスを入れるという恐怖もあったし、考えれば考えるほどマイナス思考に陥るしかなかったです。

大きくなったお腹を見ながら、ごめんねと話しかけた時に…

「昔やったら助からなかった命を、今の時代だからこそ生きて産むことができるんだ。自分はラッキーなんだ。」

「10ヶ月かけてお腹の中で大きく育てた自分は最高に頑張ったんだ」と。

結局、なんとか普通分娩で産みましたが、この覚悟があったから、他の初産婦より肝は座っていたかもしれません。
逆に普通分娩予定だった同時期の妊婦さんは、なにか問題があったようで帝王切開に切り替えられていました。そういう逆のケースもあるのか、と驚きました。

生と死が自分の目の前にある、貴重な経験でした。

結果だけ見れば順調だったかもしれないけれど、みんな大なり小なりトラブルがあったり、葛藤があったりして、出産しとるっちゃんね。

いつだって、命がけです。

そしてお医者さんや助産師さんは、新しい命を救うために日々全力を尽くしています。

私もカンガルーケアができなかった一人ですが、「そんなことより赤ちゃんが生きていることが何より大事だ」と…そう考えて当然の心境でした。

この記事を見たという妊婦さんへ。
帝王切開というケースがあるんだということを頭に入れておいてほしいなあと思います。
自分は大丈夫だ、なんて思わずに。


まあ、帝王切開の痕よりひび割れ妊娠線のほうが圧倒的に目立つというケースも…(._.)←わたし

おかげでお腹がどうでもよくなりました(笑)

いつも我が子に振り回される日常のせいで忘れてましたが、ふと思い出せてよかったです(^_^)

ではまた次回。