お茶の国の人だもの。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayから日本茶を広めるぞ!

私がサンフランシスコに移住するきっかけとなった音楽。Noritachibana/Green pillow(アルバム pathway in my dreamより)

ども、レイコです。
今日は大事な1曲をご紹介します。
ぜひ、聴いてほしくて。
ちょっと私自身が感情的になってて申し訳ないですが、どうぞお読みください。



サンフランシスコに3週間ほど初滞在したのは、大学1年生のころ。
私の友達が「親戚がサンフランシスコに住んどうっちゃん。遊びに行く?」と誘ってくれたのがきっかけです。

そこのお家には、
素敵な夫婦と日本人離れした可愛い娘さん、そしてネコ2匹がいました。

ジュエリーで生計をたてている一家。
フェスティバルでの出店について行って、お客さんがジュエリーを褒めてはぽんぽん買っていくのを間近に見て驚いたり。
チャイナタウンではない、現地の人しか知らないような中華料理店で豆鼓炒めを食べさせてもらったり。
テニスコートで遊んだり、夜は出歩いてはいけないことを教えてくれたり、アーティチョークという野菜や長い紐状のチーズを食べさせてくれたり…

アメリカのおおらかな空気、明るさに完全にやられたわたし。

サンフランシスコが大好きになった私は今まで3回も訪れては毎回お世話になっていました。

サンフランシスコのBGMといえば、食後や昼下がりのギターの音色。
旦那さんの、のりさんが弾いていました。

日本ではギタリストとしてプロでの活動を経て、なぜかサンフランシスコに流れ着いたのりさん。

「CDを出したんだ、レイコちゃん、聴いてくれる?」

1枚のアルバム。
「pathway in my dream」。

東京で余裕がなく忙殺されそうになったとき、このCDがわたしの救いでした。

いつでも、心はサンフランシスコ。
わたしをニュートラルな状態に戻してくれる。
あの太陽と、あのカラッとした空気を思い出させてくれる。


今年の1月にのりさん達は福岡でライブをするために帰国。
そのときは、
「レイコちゃん、まだ来れないねー。なかなかビザはおりないもんだね。しかしアメリカに来なくたっていいのに。苦労するけど大丈夫?まあいっか。」

「住むところはアルバニーじゃないと!教育水準がここは一番いいから。ただ車いるからね。免許ある?」

「なにこの、明太フランスっていうの?これヤバイねー、うまい!」

いつも通り、おちゃめなのりさんでした。



今だから分かったことがひとつ。
のりさんの音楽を聴くと、優しさに包まれたように感じるのは、あなたが本当に優しかったからなんですね。





2015年5月23日に急逝、
天国に旅立っていかれました。




のりさんへ。


サンフランシスコで楽しみに待ってくれていたのに、そちらで再会できず悔しいです。
わたしがどれだけpathwayのCD聴いたか、ご存知ですか??
不思議な巡り合わせでサンフランシスコに移住することになったのも、のりさん夫妻との出会いがなかったら実現していませんよね、間違いなく。
もう何回思い出し涙を流したか分かりませんし、またこれ夜中に書いて泣いてますが、素敵な音楽を残してくれて、ありがとうございます。
のりさんの魂は曲を通してずっと生き続けることができるんですね。

サンフランシスコに行ったら、この曲を流すつもりです。もうすぐ、サンフランシスコでわたしのjourneyが始まります。
その時はまた、よろしくお願いします。

NORI TACHIBANA | Sep 16. 1954 – May 21. 2015 Healing music

ありがとうを込めて。R.I.P.