「あと何時間か…」と100回くらいは確認したわね。
さて今回は福岡でのお話です!
福岡在住の先輩日本茶インストラクターさん達が今度講座で闘茶をとりあげるとのことで、その事前練習があるけど参加しますか?と声をかけていただきました。(嬉しか〜)
娘もひきつれて先輩のお宅へお邪魔してまいりました!
まず闘茶とはなんぞや?ですが、
簡単に言えば利き茶大会です。
詳しくはこちら↓
自分のFacebookでお茶業界のプロ達が闘茶を嗜んでいるのを見て「いいなあ…」と思っておりましたが。
はたから見てると、いかんせん難しそう(@_@)
産地別を見極めるって。素人が分かると思えん!
今回は講座用なので
玉露・煎茶・白折(くき茶)・ほうじ茶・ペットボトル茶
の5種類(だったかな)を判断するとのことでだいぶ気軽な気持ちで臨みました。
ただ、練習の日には
八女の煎茶・釜炒り茶・葬祭でもらった煎茶&白折茶・玉緑茶
という5種類を判定。難易度アップ(@_@)
八女茶しか飲みなれてないよ〜(>_<)
投札箱というものを使用します。
初めて見たよ。
色々札の種類もあるらしいですが、今回のは
亀・梅・竹・松・鶴。
なんか花札のようなギャンブル感(笑)
そもそもルールが分かってないわたくし、こんな大ボケをかましました。
まず飲む前に茶葉が1つずつ手元に回ってきますが、
それを見てどれがどの茶種なのかメモして決めておく必要があるんですね。
例えば「亀」という札がついたお茶の皿が回ってきたとしたら、茶葉を観察し釜炒り茶と鑑定する作業をします。(鑑定時間30秒。5種類分なので5皿回ってきます。1種類ずつしか回ってこないので全種類並べての鑑定はできません)
↓
お茶が1杯ごと出てくるので、釜炒り茶だと思ったら亀の札を投札箱に入れる。(こちらも全種類並べての利き茶はできないので1杯ずつ)
それを知らずに、ただ30秒間葉を眺めて隣の人に回しておりました…。
飲んで、これが釜炒り茶かな?と思ってもどの札が釜炒り茶か決めてない!!
なんしに来た。レイコよ。
闘茶の何が難しいかって、1種類ごと回ってきたらその場ですぐ判断しないといけないところですね。
「ああっ、今飲んだこれが亀だったんじゃ!」と思っても
でももう投札箱に亀は入れちゃってるね…。
時すでに遅し(-_-)
鑑定ミスしても引き返せません!
時間があるので2回目にトライさせてもらえました。間違えたままアメリカに帰るんじゃやりきれん…。よかった。
茶種は1回目と同じですが、湯温を1回目80度だったものを70度に下げて再チャレンジ。
1杯目をズズッ。
「ええっ、1回目と…味が違う!!(@_@)」
味のピントがぼやけたり、苦味が減った分美味しく感じたりなど。
温度がいかにお茶の味を左右するのかを今回思い知りました…。
5回、真剣にお茶を飲む。
白折の独特な甘みのある後味、
釜炒り茶の香り、
八女の煎茶の柔らかさ。
五感フル回転です!
無我夢中で取り組んだものの、
なーんの自信もない(笑)
答え合わせしてみると…
なんと…
全問正解
┌|*゚o゚|┘
なんで合っとったんやろ?
先輩に「このメモで判定できただなんて…」と驚かれました↓
・にがいけど後味おいしい。
・後味甘い。
・にがい。とにかくまずい。
・甘めでおいしい。
・まあおいしい。
今どきの小学生のほうがもっとまともなメモ取るわ!!!
なんや、まあおいしいって!笑
ビギナーズラックやけどなんだか嬉しか〜。
これでお金がからんだら、そりゃギャンブル性が高いわ。
足利政府が禁止したのもわかる、闘茶の面白さ。体験できてよかったです!またやりたーい!!
ではまた次回。