レイコです。
ギックリ腰の手前?みたいなのかはよくわかりませんが動けるけれどずーんと痛い。
家での移動はハイハイが楽だからやってたら我が娘におかあしゃんなんしようと〜と笑われる始末。
痛いっつうの( -"-)!!!
さて前回の記事の続き。
八女伝統本玉露は
1.特別な生産方法がとられている
2.生産地の特性がある
3.高品質と評価を獲得している
まずは1から、
八女伝統本玉露の生産方法〜!
ポイントを簡単に紹介。簡単といっても玉露を作るには手間かかりまくっとうから簡単にならんような気がしとりますが…(>_<)頑張って付いてきてください!
①自然仕立て
なんやねんそれ?って感じですよね(^_^;)
言葉で説明するよりも写真で。
いわゆる煎茶はこちら↓
みなさんがお茶の畑といって思いつくのはこの形ですね。機械で摘みやすいように整えられてます。
自然仕立ての玉露は…
こちら!
あれま〜。自然。笑
見た目が違うのがハッキリわかりますね。のびのびと自然に育てられているので葉一枚一枚に栄養が行き渡り、美しい緑に。
②新芽が出始めてから(16日以上。主に約20日間)稲わらやすまきなどで編んだ天然資材を用いて間接被覆(棚掛け)する
これも写真を見たほうがいいですね!
この上にかかっているのが、稲わら・すまきです。
・なぜ玉露は被覆するの?
→被覆するとお茶の葉は「うま味」が増えて「渋味」が減り、「覆い香」という玉露特有の香りが増えるためです。(説明は3のときに後ほど〜)
・なぜ稲わら、すまきの天然資材を使うの?
→他の地域では黒い化学繊維で被覆しているところも多いですが、天然資材に比べてどうしても園内がムレる&高温になるのですね。
人間がサウナの中にずっといたら??
脱水状態でキツっ…とくたばってしまう…玉露も一緒です。余計なエネルギーを使ってしまい品質に影響がでます。
・なぜ間接被覆するの?
直接被覆だと、遮光率が低くなってしまいます。
③手摘み
新芽の柔らかい美味しそうなやつだけを摘んでいきます。機械摘みだと余計な葉や枝も混ざってしまいますが、手摘みだとそんな問題は無し(^_^)
===
はしょったけど、やっぱ長くなってもた(。-_-。)
まとめると「八女では昔から行われていた伝統的な方法で玉露を生産している」ことがお分かりいただけたでしょうか??
ただ「天然資材で間接被覆する」
その言葉だけでも、
・誰が稲わら編むの?
・誰が棚をたてる??
・誰が棚に重たい稲わら資材をかぶせるの???
想像しただけでも大変な気がしませんか…(@_@)
そういうところも含めて、次回は2の生産地の特性についてアップしたいと思います!
(※画像は星野製茶園の山口さんからおかりしました★ありがとうございます!急いで画像ピックアップしたのでもしかしたら玉露園やなくててん茶園のかもしれんけど…ご愛嬌ということでスミマセン(^_^;)※)