アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

新茶摘み@八女。その2

ども、布団をかぶらずうっかり寝てしまい風邪をひいた身体で親知らずを抜歯し瀕死ぎみのレイコです( -"-)

前回に引き続き、八女での様子をお楽しみください!

3時のおやつからのー。

紅茶になる葉を見学しました。若達人?若旦那が案内してくれました。

(知らない人はいないと思うけど、念のため。紅茶も緑茶も葉は一緒です。発酵させるかさせないかの違いです。)

茶摘みに行く前はこんな感じ。

摘んでから風をあてて乾燥させていました。今まで嗅いだことない、すごく清々しい香りで、この中で暮らしたい感じ(笑)

帰ってきたらもうこんな感じ。はやっ。この画像じゃ伝わらんかもしれんけど、もうしおっとしてるし、香りも変化しています。

機械で擦られていました。

発酵をはやめる効果アリ。

紅茶の出来ばえは、香りの判断が重要らしく、若旦那の腕にかかっているそうです。

ただ、この日は鼻詰まりということでピンチだった模様(笑)




あとは荒茶工場を見せていただきました!

グゴゴゴーとフル稼働の音。

機械ばりかっこいい。

達人が流れを説明してくれました。

蒸して、揉みながらの乾燥、揉んで、乾燥で…

もうついていけねー!((((ToT)†~~~

インプット過多のようで脳みそが蒸されとる。

とりあえずいくつもの工程を経て、こんな見た目になりました。

「でもまだ完成じゃないから。だから荒茶なんよ」

え!これだけやったのに、まだだとっ!!

そうなんです、まだ乾燥も足りず、茎も入ったりしている荒茶は製茶工場でまたいくつもの仕上げ工程を経て、商品になるのですねー。

最後に、玉露の茶園を見せてもらいました!

(一足遅かったらしく、覆いの藁が撤去されておりました…)

さっきのが茶畑のイメージ、こっちは何だ!?

一目瞭然すぎるほど違います。

こんな生え方されたら、手摘みしかできんわ。手間のかかる…。

すこーしだけあった、摘み残しの茶葉をまた味見してみると…。

さっきのピーマン的な草の味はどこいった!!??

まったく苦味がなく、いくらでも食べられそうよ!

覆いをして、苦味成分を増やさずに旨味成分を蓄えさせるとは聞いてたものの、味にこれだけ差があるとは。今日一番の驚きでした。

なぜか切れっぱしが落ちてたので、いいよとOKをもらい、記念に玉露の枝を持って帰るワタクシ(笑)

(Myマザー、枝をぶら下げ帰宅した私を見るなり怪訝な顔)

普段何気なく飲んでるお茶は、こんなに手間暇かけられて出来上がっていることを実感。

八女のほうに足向けて寝れんばい!

購入して早速いれた八十八夜採りの新茶、拝みながらズズッといただきました。

八女に行くことができて、貴重な体験ができました!みなさんに感謝です。ありがとうございました。

まだまだ学びたい!

その勢いで…

日本茶インストラクターの通信講座を申し込んでやったぜ!!

毎日少しずつ読み進めております…。

30代の脳みそ、衰えを感じておりますがこれから頑張っていきまーす。