こんにちは。レイコです。
今回まとめるにあたって。
本当に思い出したくない(笑)!!
母になるということは、こんなにきつい道のりを辿らないといけないのか、と。
一言でいうなれば。
瀕死だ(笑)
さて、お楽しみください。
よーし、実家に帰ってきたばい!
里帰りにあたり、うちの母が「買う。」と言って聞かなかったベビーベッドがドーンと。
あと、洋服やらがドーンと。
ありがたいことに万全の体制です。
とりあえず、ドーナツクッション敷きながらぎこちなく授乳する。
椅子の高さが合わない&お尻をかばいすぎて、毎回つま先立ち(汗)
そんなことより、乳首が死ぬほど痛い。
こんなに痛いものなの?
新生児、そんなに力あるの?
私の皮膚が弱すぎるの?
毎回顔をしかめて授乳する。
ウトウト眠りに入ったっぽいので、病院にいたときと同じようにベッドに移そうと抱き上げたら…
ギャー!!!
あれ?なぜ泣くの?
まだベッドにすらいってないよ?
昨日と違うんですけど?
ああそうか、慣れない場所にきたから緊張してるのね、と再度やり直す。
ギャー!!!
あれ?
あれれれ?
おかしい…。なぜだ……。
私がバイト君だからですかね?
お気づきですか、
でももう社員はおらんとよ、残念ながら。
「あんたも帰ってきたばっかりやけん、ミルクあげりーよ。そしたらすぐ寝るんやない?」
(↑乳腺炎になる理由・その8)
おお、そうだなとミルクを作って飲ませる。
まあなんとか、かろうじて寝かせられた。
現在、24:30。
ギャー!!!
寝るのが趣味だった私も、泣き声を聞いたら一発で起きてしまう。
女の人の体はよくできてるなあ、と思いながら時計を見る。
えーと、夜中2時なんですが。
頑張って授乳して、寝たのが3時。
つぎのギャー!!!時間は、
4時・6時・8時…
えーと。本気ですか、あなた?
朝になったら今度はベッドでなんて寝てやるもんかと我が子。
ベッドに連れて行こうものなら、目がパチッとあいてギャー!!!
抱っこ以外は認めない。
うちの母と父は、初孫ってこともあってか抱っこしまくってくれるので助かった。
泣いたらおっぱい→ミルク→抱っこで寝る。の繰り返し。
しかし、全員で焦る。
「赤ちゃんって、寝てばかりじゃないの?」って。
まだ病院でグッスリ寝てた姿が忘れられない。
もう一度聞く。本気ですか、あなた?
答えれるわけない、よねえ…。
出産後は、交通事故にあったほど体にダメージを受けるらしい。
それなのに、睡眠時間は細切れで1時間とれたらいいほう。続けては寝られない。トータルでは4、5時間位?
数日この生活を送っただけで、徐々に気が狂いそうになってきた。
お尻は痛い、
おっぱいは痛い、
悪露はまだなくならない、
体はあちこち痛い、
でも眠れない、
誰かウソだと言って欲しかった。
「出産後は寝てられないからね。」
と先輩ママみんなが口々に言ってたけど、ここまで修行じみたものだとは、想像だにしてなかった。
そして。
あの乳房にあった白斑(白ニキビみたいなものです)が次第に大きくなってきて、吸われてなくても死ぬほど痛くなってきた!
まだ母乳がうまく出ていかないので、自分でマッサージしてみたり。
でもバイト君な私の腕じゃ、全然ダメだった。
ある夜、すき焼きを肉なしで野菜だけ食べて、就寝。
数時間後…
おっぱいは岩のよう。
左上と右脇部分が真っ赤に熱をもった感じで腫れ上がっている!!
痛い、痛すぎる!
大きな病気もしたことない私、人生で一番痛い炎症だった。
朝起きてすぐに病院に逆戻り。
そう、乳腺炎と診断されました。
簡単に説明すると、母乳の出が良すぎる人に起こりやすく、うまくお乳が出ていかないと溜まってしまい、炎症になってしこり・熱が発生。悪化すれば切開が待っている…というものです。
運良く熱は出てなかったので、抗生物質を処方され、助産師さんからマッサージを受ける
マッサージってのは名前だけで…
ただただ…痛い。
「本当だったら、39度の熱がでてもおかしくないんですよ。運が良かったねえ。」
「痛いよね、でもしばらくは治らないし、再発もするから気をつけて」
「まさか、あなたがこんなにいっぱい出るおっぱいの持ち主だとは想像だにしてなかったわ。」と言われ、色々アドバイスをもらう。
粗食にすること、
赤ちゃんに頻回で吸ってもらうこと、
葛根湯を飲むこと、
などなど。
すでにiPhoneで調べていて、実践しようかとしていたものだったので、これは守るしかないと思った。
切開だなんて、出産より怖すぎる。
帰宅途中、涙が溢れてきた。
幸せいっぱいで嬉しいはずなのに。
赤ちゃんがなぜ泣いてるかわからない。
抱っこも下手。
寝かせることも到底できない。
おっぱいもうまく出ない。
これから育児が軌道に乗るとは到底おもえなかった。
こんなことになる前に、なぜ妊娠中に勉強しておかなかったんだろう?
乳腺炎なんて一言も知らなかった。
母親学級出るだけじゃ、全然ダメだったんだ。
両親にも迷惑をかけっぱなしだ。
無力。
情けない。
未熟さが私を襲って、ひたすら悲しかった。
自分を責めるしかなかった。
ひとしきり泣いたところで、マッサージ中に言われた言葉が頭をよぎった。
「あなたは真面目で一生懸命だね、応援したくなるよ」と。
そうだ、何もわからない私は真面目に一生懸命やるしかない。まだ母親になって1週間だもの。
拭っても止まらない涙を繰り返し拭って、ただいまと実家のドアを開けた。
スヤスヤ寝ていた我が子。
あなたも産まれてきて1週間。不安で仕方ないよね。
抱っこされてたら安心だもんね。
泣き虫母さんだけど、頑張るよ。
次回は、乳腺炎奮闘記をお届けしまーす!
========================
※今だからわかる・乳腺炎になった原因※
その8…ミルクをあげると、そのあげた分だけ赤ちゃんに飲んでもらえないので母乳が溜まります。