乳腺炎との闘い
ども、レイコです。
今回は乳腺炎奮闘記です。
我が夫に、「あんたおっぱいのこと、よくも長々とそんなに書けるねえ」と言われました。
その理由のひとつとして、
授乳はこちらの命を削って子に与えてます。
子が飢えてはいかん、と執着するに決まってるんですね。
女性の本能なのかしら、おそらく。
妊娠中は、のん気にミルクでもいいやと思ってたもの。
母乳過多だなんて…ねえ(ー ー;)
あとは、私にとってこれが始めての病気?炎症?激痛だったからですね。
健康なの、感謝しないとね。
また長くなりそうです(汗)
お付き合いくださいませ。
産婦人科で絞ってもらった私のお乳。
多少は柔らかさを取り戻したものの、すぐにまた岩のような固さに戻り。
頻回授乳を、と言われたので、泣いたらおっぱい!を実行してみる。
たしか昼間なんて1時間ごとだったような…。
でも全然良くならなず、むしろ悪化して、赤みと腫れがひどくなっている。
言われた通りにしてるのに、なぜ!?と憤る私。
次の日にも産婦人科へ。
今度は違う助産師さんがマッサージしてくれました。
「うーん、この人どうなんだろ、なんか違うような。」と思っていたら…
あの出産時に神だった助産師さんが登場!
「大丈夫?様子見にきたよ」と。
そして交代。
かなり苦労&時間をかけてマッサージしてもらった。約1時間。
面白いほどに母乳が出てくるように…。
「ここに隠れ白斑がある」と言って出してもらった。
「ほら、これが詰まってるのよ」と見せてもらったのは、
1ミリほどの白い塊。
こ、こんなに小さいやつに私は苦しめられているのか!?と行き場のない怒りを覚え(笑)
確かに、塊が出ていくとピューっと母乳が出だした。
ゴッドハンドよ、マジで助かりました((((ToT)†~~~
で、神様からのアドバイスは…
・食事制限はしなくて大丈夫。(他の人と言ってることが違う…)
・赤ちゃんが吸うのが下手なので、頻回授乳してもダメ。
手で搾乳して、それを哺乳瓶で飲ませること。
・体を休めること。
うーん、食事制限なしなのか!?
怖くてしょうがないから、聞かなかったことにして、引き続き粗食でいこう…。
入院中からそうだったんだけど、助産師さんによって、経験やスタンスが違うから言うことも全然違うことが多い。
バイトな身分だから、かなり振り回され…統一してよ!って感じだけど。
どれが正しいのかなんて、初心者には分からない!
で、帰宅後とりあえず言われた通りに母乳をあげてみる。
前搾り→授乳→搾ったものを哺乳瓶で与える→後搾り
…最低1時間半はかかるんですけど!?
手で搾りたいけど、滑ってうまく哺乳瓶に入らないし。腰と肩もビキビキ。
ふう、終わった。
と思ったらまた泣き出す。
いつ体を休めろっちゅーねん!!
これ、実家じゃなかったら回せなかったよ…。
しょうがない。
この方法が正しいのか分からないけど、やるしかない…。
ちなみに乳腺炎に付き物の食事制限。
すっごい厳しいから驚くなかれ。
食べていいものは、米・根菜類・白身魚・ササミ・海藻類とか。
食べてはいけないものは、乳製品全般・牛・豚・油脂などなど。
だからどうしても
味噌汁、米、焼き魚、煮物くらいしかバリエーションがない!
揚げ物や炒め物NG、
ケーキNG、
ヨーグルトやチーズNG、
果物はほんのちょっとだけ。
厳しいけど、赤ちゃんと自分のおっぱいのためとなれば、守るに決まってる。
こちとら、歌のおかげでストイックなことには慣れてるんだい!
唯一の救いは、私は米がこの世で一番大好き。
毎食2杯は食べていいとされてます。
な・ん・て・幸・せー!!(笑)
なぜなら、妊娠中は妊娠糖尿病を恐れてご飯を半分の量に制限してたからね…。
正直、ご飯2杯食べれるほうが私は嬉しい♪
うちの母は米を喰らいまくる私をみて唖然としてました(笑)
しかし真逆すぎだよね( -"-)
赤ちゃん出てきたら米をたらふく食え!だなんてさ。
右の乳房にあった赤みは引いてきたけど、左はしこりも赤みも全くひかない。そして両方とも常にピリピリしてひどく痛い。
授乳は、赤ちゃんの口をドナルドダックのように大きく広げて深く咥えさせないといけない、のだけど。
全然できない我が子。
さすが下手と言われただけはあるな…。
浅い吸い方のせいで、乳首が真っ赤になって痛い。
血が出ないのが不思議なくらい。
授乳が終わるたんびに、ランシノーという軟膏を塗り、ラップパックをする。
このランシノー、7gしか無い!
足元みやがって(笑)
どんどん睡眠時間は削られていく一方…。
修行を通り越して拷問になってきた。
別の日に、再度産婦人科へ。
残念ながら、お産が入ってしまったらしく10分ほどのマッサージ後、急遽搾乳機の使い方を教えてもらった。
病院に売ってたこれを購入。
(ランシノーに続き、またカネソンってメーカーに投資しとるわ…)
搾乳機といえば、乳房が痛くなるという悪いイメージしかない。
けど、下手な私の手で搾るより流石に速い!楽!
多少は時短になったのでよかった。
この助産師さんが、何度も私に言っていた言葉。
「いい?何のためにおっぱいがあるかわかる?飾りじゃない。大きければいいというものでもない。我が子に母乳を飲ませるためにあるのよ。だからいっぱい出るあなたのおっぱいは、とても良いんだから、これから自信を持ちなさい。」
とはいっても、痛くてそれどころじゃないよ、と何度も思ったね。
ちなみに、我が夫は私が入院中に乳房マッサージのビデオをたまたま見たらしく、
「オレ、正直おっぱいの見る目が変わった。全然セクシーとか思えなくなった…どうしよう」とかなり萎えていた。
私のせいじゃないけどゴメン(笑)
このまま産婦人科でマッサージを受けるのは難しい。お産が入ったら、そっちが優先だろうし。
よし…覚悟を決めて、
あの桶谷式マッサージを受けに行くか…
さて!
今回はここまで。
桶谷式とは一体なんぞや!?
たまには引っ張ってみます。待て次号〜!
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