アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

乳腺炎、私の攻略法はこれ。

こんにちは、レイコです。

今回、授乳について自分なりに行き着いた考えまで、まとめてみたいと思います!

また長いよー(笑)

お楽しみください!

さて、「桶谷式」というキーワード。

授乳経験のある女性は結構知ってるんですが、それ以外の人は知らない単語ですよね。もちろん私も知らなかった。

桶谷さんって方が痛くない・新しい乳房マッサージ法を考えられたそうで、その相談室が全国各地にあるのです。

私みたいに母乳過多の人も、母乳不足に悩む人もみんな行く、授乳駆け込み寺とでもいいましょうか。

ちなみに、福岡はテレビで取り上げられたほどのゴッドハンドがいるんですが…

そこには行かなかった( -"-)

なぜなら

厳しい指導で有名らしく、これ以上自分にストレスをかけたくない!と思ったから。

高いお金を払って怒られたら、精神的にも弱ってるのにダブルパンチでツライですからね、はい。

(優しい人かもしれない…私は行ってないから分かりませんが。)

ということで、家からはちょっと遠め・大橋駅近くの相談室へ行きました。

人の良いおばちゃん。ホッ。

早速マッサージしてもらいました。

あわよくば、マッサージを真似してやろうと思ってた私でしたが。

絶・対・で・き・な・い!

うまく表現できませんが、母親学級などで習うものとは全然違います。あまり刺激してはいかんと教えられたところをマッサージしてるとでもいったらいいのかしらね…確かに痛くないです。

20分程で終了。早っ。

1時間くらいかかると思ってた。

施術後、感触がフワフワや!

岩じゃない!すごい!

金額は初回5,000円、次回から3,500円。

高い…。けど痛くなくなるんだったら必要経費か…。

ここで受けたアドバイス。

・3分、5分、7分で左右交代しながら飲ませること。

・搾乳してはいけない。固くなったら少し手で搾る程度で、スッキリするまでやってしまうと、また過剰に生産されてしまう。(えー!?)

・ミルクを足してはいけない。足した分、乳房に残ってしまう。

・赤ちゃんが泣いたらすぐ授乳。1日何度でも構わないので欲しがったら与える。吐いても気にせず飲ませる。

・授乳間隔を3時間以上あけないこと。

・脂肪分はとらない。甘いものもできるかぎり控える。

ここでも、あなたはいいおっぱいね、と褒められる。

やっぱり出ない人の方が圧倒的に多いんだろうなあ。

で、搾乳をやめろと言われたのが衝撃的。

今までスッキリするまでやってたよ!?

やめたら、岩に逆戻りで怖い!なのでスッキリ手前でやめてみることに。

手での搾乳も全然違ってて、

親指と人差し指でCを作って、優しく搾ること。決して力をいれてはいけない。

とのこと。

やってみるも全然出ない(ー ー;)

自分のこと、器用と思ってたのに(笑)

数日間は搾らないことによって固くなる乳房に怯えながら過ごしていました。

2回目の受診。

「あらー、だいぶ調子が良くなってますよ」だって。

本当に?変わらず岩だよ??

「本人には分からないでしょうけどね、大丈夫よ。」

まあ、プロが言うなら正しいのだろうと思い帰宅。

変わらずビビって過ごす。

Cの手で搾るの、上手くなってきた。

その数日後。

桶谷おばちゃんの言葉は嘘じゃなかった。

左側にあるしこりが、すこしだけど小さくなってきた。

信じられん…

我が子がいきなり上手に吸いだしたわけでもないのに(笑)

1週間あけて3回目の受診。

「なんとか落ち着きましたね。これで東京に帰ってもすこしは安心ね。まだでも油断禁物よ。」

この時にはすでにピリピリした痛みもだいぶ和らいでいた。

搾乳しすぎはいかんのやね。

あー、行ってよかった!!

で、東京に帰ってきて。

こちらには私の両親はいない。

もちろん我が夫は協力的で助かるけど、平日夜までは助けてくれる人もいない。

東京の桶谷式にも紹介状書いてもらったけど、真冬の中、赤ちゃん背負って行きたくない…。

乳腺炎になったら地獄が始まるやんけ!(ノ_・。)

絶対になりたくない。なったらどうしよう。

毎日その恐怖と闘ってました。

特に夜が怖くてしょうがなかった。

たまに赤ちゃんが爆睡することがあり、授乳間隔が3時間以上あいたら…岩と化す!

寝て嬉しいけど、寝ないでよ!だなんて訳のわからんことを四六時中言ってた(笑)

睡眠を削ってでも、再発だけはどうしても避けたかった…。

色々調べに調べ尽くした結果。

あるブログにたどり着きました。

「やわらかな風の吹く場所に」

産科医さんが母乳育児を応援したいと色んな情報を載せてくれてます。

このブログを見つけたのは、

自分の授乳姿勢がおかしいんじゃないか?と常日頃思っててやり方を調べてたときです。

記事を読んでいて、衝撃が走る。

乳腺炎につきものの食事制限は要りません」

は?何を言いよると?

って感じですよね(笑)

どのサイト見ても粗食のススメなのに。

詳しくはブログを読んでもらえれば分かりますが、正しいポジショニングと咥えさせ方が出来てれば、乳腺炎は防げる、ということみたいです。

痛くない授乳の画像どおりに、我が子を抱えてやってみる。

確かに痛みが減った…

マジかよ…

再発してないのは、このやり方に変えたからなんです。おそらく。

最初はさすがにビビって粗食から通常食には戻しきれませんでしたが、今では何を食べても大丈夫になりました。

唐揚げ食べても、平気!

以前から、こう思ってました。

「日本人だから粗食が必須って言うけど、本当にそうなん?貧血になるんやない?」

「まんじゅうはOKで団子はNGってどういうこと?根拠は?」

「西洋人はどうなるん?即詰まるやろ?」

「2人目の子どもの時は何食べても詰まらない人が大半って、おかしくないか?」

怖いから食事制限は続けるしかなかったよね。

でも理系なので(笑)

どうしても納得いかんと思ってた。

授乳がうまくいきだしたので、食べてはいけないとされるものをちょこっとずつ摂取してみました。

揚げ物。

ケーキ。

カレー。

詰まらん。

詰まらんぞ。

あのブログの言うとおりだった…。

で、今に至ります。

大事なのは、

・授乳姿勢&咥え方。

・授乳間隔を空けすぎない。こまめにあげること。

・体を休めること。

この3つは、必ず守ってます。

岩になることもありますが、少し搾乳してほぐした後に赤ちゃんに飲んでもらえれば、なんとか落ち着きます。

もちろん赤ちゃんが飲む力をつけたのも再発を防いでいる要因です。

食に関して。

無謀な食事制限は完全にやめました。

でも、そのまま和食生活を送ってます。

理由として、

・体があまりコッテリしたものを欲さなくなった。

・野菜の美味しさに目覚めた。

・米を食べすぎるのでおかずでカロリー調整。

・赤ちゃんが多少の物音で起きるので炒め物がしづらい(笑)ため、どうしても煮物や蒸し物メインに。特にシリコンスチーマーは野菜放り込んで5分で完成するので必須!(笑)

・食事療法は侮れないから。

米だけ食べてろ、みたいなのはやり過ぎだけど、昔からの知恵ってのは案外正しいんじゃないかと個人的には思ってます。食事が自分を形成してるのは間違いないしね。

授乳時は母体の健康が何よりも優先!

3食バランスよく食べる!

ケーキでお腹いっぱい、なんてのはいかんですよ。

って、ケーキそんなに好きじゃない(笑)

ちゃんとした母乳外来がある病院や、このブログの先生のような人に出会えたらいいけれど、かなり難しいのが現状です。

なので最初は桶谷式のマッサージ受けてもいいかな、と思います。

母乳がうまく外に出てきてるのを確認するだけでも、自信になるからね!

最後に、

頻回授乳のせいなのか、

本人の個性なのかは分かりませんが…

おっぱいに常に張り付いてます。

離れません。困ってます(笑)

↓まだよこせよ、と言いたげな顔。

命を育むだけでなく、精神安定剤、母とのコミュニケーションなどなど。

全てが片付くからすごいね、おっぱいってのは!

で、今日も吸いつくされております…(-_-).。oO

というわけで、長々とお届けしてまいりましたが、乳腺炎についてはひとまずここまで!

マニアックな話、読んでいただいてありがとうございます。

いつか役に立つ日がくるかも?(^。^)

次回は、わたしの両親についての記事です。里帰りで色々思うところありました。

お楽しみに。