アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

産後の「置いてけぼり感」について。

ども、レイコです。

我が娘も4ヶ月になり、ヒトに近づいてきました(^。^)

今回は何についての記事にしようかなー、と悩んだけど…

産後の「置いてけぼり感」

にしてみようかと。

ではお読みくださーい。

さて、まったく余裕のなかった数ヶ月が過ぎて…。

「前みたいな生活に戻れるのは、いつなんだろう?」

そんな疑問が浮かんできた。

「おっぱい飲んでネンネしてー抱っこしておんぶしてまた明日♪」

げんこつ山のタヌキさん、あの歌詞がそのまま当てはまる毎日。

同じことの繰り返し。

以前の生活を思い出してみると…

・外食、好き勝手にしてた。

・夜友達と飲みにいってた。

・都内の気になるスポットにすぐ行ってた。

・仕事でパソコンに向き合ってカタカタしてた。

・好きな洋服を買ってた。

・自分の美容に多少は時間をかけてた。

・ゴスペル(夜のクラス)習ってた。

・ステージに立ってた。

・曲を作って録音してた。

上に挙げたことは、もちろん新生児を抱えた状態ではできるはずもなく…。

生活一変。

不自由極まりない。

自分のしたい時に、したいことができてた産前が遠い遠い昔のよう。

例えば、

仕事を生き甲斐にしてた女性が出産することになれば、一旦は休職しないといけない。

その間、他の人が自分のポジションに取って代わってたら?

私はお払い箱?

そんな気持ちにとらわれたら、

あの世界に一刻も早く戻りたい!と焦る日々を過ごすだろう。

その女性は、会社では存在を認めてもらっていて、彼女の居場所があったはずだからね。

社会に対しての関わりが希薄になる→貢献できてない自分→いなくてもいい人間なんじゃないか、という気持ちが出てくる。

それと、出産は早い方がいいけれど、若いなりに、なかなかツライだろうなと想像してみたり。

できちゃった婚(あえて授かり婚ではなくこの表現なのは、わざとね)で自分は育児に追われるハメになって髪の毛振り乱してるのに。

周りの子はキレイに着飾ってキャピキャピ言って(笑)遊んでるわけでしょう…?

そりゃ嫉妬しかないわー!

自分の築き上げてきたアイデンティティが、自由が、剥ぎ取られる。

そして「○○ちゃんのお母さん」というスタンプだけをポンと押されて、ポイっと放り出され…。

周りは走り続けているのに、私だけ置いてけぼり。

出産を経験したら、大半の人がこの置いてけぼり感を味わうと思うんですけどね。

折り合いをどうつけるか、が重要だよね。

まー、この時ばかりは自分が年食ってて良かったなと。

…やりたいこと、ほとんどやってきましたから(笑)

一応、表現者として、自問自答は数多くこなしてるので折り合いつけ上手でもありますが。

「なんか世の中に置いてけぼりにされちゃった。

あーあ。

でも今はしゃーないよね。

じゃ、鼻ほじほじしてのび太寝でもしてるか!(爆)」と

と、味わう余裕まで。

(味わいすぎやろ…)

年齢重ねての出産はリスク高いですが、こんな長所もあるんですよ。

それと、子育てするにあたっての自論。

「我が娘は地球から預かったもの。決して私の所有物ではない。私の使命は、彼女を大人にして世の中に送り出すこと」

(大人という言葉の中には

色んな意味が含まれています。)

何十年もかかる、責任ある一大プロジェクトに参加することになった、と思えばいいのかなー、なんて。

親にしかできない仕事。

これ以上やりがいのある仕事、ありますか?

無かろーもん!(^。^)

あなたの子に対しては、あなたにしかできない仕事です。

それでも、

自分の曲を発表できない、歌えない、今の状況。

悔しくないわけ、ありません。

Facebookなどを見れば、大きなステージに立っている友人たち。

羨ましくないわけ、ありません。

私の心の中。

「あとで全部やってやる。見てろよ、お前ら。」

…相変わらず尖ってます。

諦めないし、しつこい。

(てかお前らって誰なん?(笑))

時間をどうにかして捻出してやろうと、

フツフツと沸きながら待っているのであります!

(一緒に気長に待ってもらえると嬉しいなと(^。^))

最後に、

夫が自分の頑張りを認めてくれない・褒めてくれない、ってのはキツイよね。

今の自分の居場所はここしか無いのに!ってなるわ。

なので、これを読んだ既婚の男性へ…

なんでもいいから奥様を褒めてあげてくださいね!( ´~`)

では、また次回。