アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

お茶屋さんを巡りに巡る。

ども、あじさいの季節になりましたね。レイコです。

あのあじさいの色が変わっていく様。

たまらなく好きです。

雨に似合う色合いも素晴らしい…

なんか、ちょっと影がある感じがいいよ。

ただ、葉っぱには毒があるけんね!

我が子がむしって食わんごと、今年は遠目から眺めております(´-`).。oO(



さて、お茶屋巡り!

地道に巡っておりまして、今回は4つご紹介。

(5月末に我が夫がアメリカから一時帰国してくれたおかげで、少し遠いところにも行けました。)



1、京はやしや

これは短期派遣で働いてる時に行きました。昼休みにおにぎりとサンドイッチを歩き食いしながら(行儀悪)、目的地へ到着!

京都の老舗茶屋らしく、落ち着いた素敵な店内。

ここは一人でしか来られんわー。

抹茶にするか悩みに悩んだあげく、煎茶にしてみました。

これは…

お茶の色がいただけん感じがするけど、まあ飲んでみないとわからんね!

ズズッ

イヤな勘、的中。

お湯の温度が高すぎて苦みばっかやし、旨みのうの字もないわ!

二煎目も飲めますよって、こんな一煎目でいれられとるのに飲めるかいボケっ。

最大の問題は、水が衛生くさくて不味い。

甘味は美味しいのかもしれんけど、こりゃあきまへん…。京都の名が泣きますぞ。



2、茶茶の間 けやき通り店

東京は表参道にある茶茶の間。

なぜか、なぜか…福岡にもお店があるんです。

どういうこと!?ネットで調べても2年前の記事しか載ってないけど、店まだあるんか?と疑問に思いながら行ってみると…

あった。

レンタルスペースも兼ねているらしく、奥ではマダム達がビーズアクセサリーかなにかの集いをやってらっしゃいました。

金持ってそうな奥様がわんさかと。

福岡のどこに住んどーとよ。

うちの旦那はびっくりして固まっとるぞ!(笑)


碁石茶(後発酵茶なので酸っぱいそうです)あったけど、マダム達が目の前をどんどん通っていく中、冒険する勇気もなくなり、一番無難そうな桜の味がするらしい謎のお茶を注文。

最初に濃ゆいやつがほんの少し出てきた。

衝撃!

美味いし桜やし!

なんで!?

後から出された普通の濃さのものは、

味もフツー(笑)になってしまったんですが…。

おばちゃんに、本店の存在を知ってることを告げると、レシピは本店のものよと教えてもらい、手書きの表参道地図をもらいました。

いや、遠くて行けんけど!

福岡に住んどるって言いよるのに、

なんでくれた!?

行ったら謎がとけると思いきや、より謎が深まったお店でございました…。



3、カフェハルキ

岩田屋に入っているお茶カフェ。

百貨店はどこもそうなのかもしれませんが、デパ地下は賑わってるけど、3階から上はお客さんがおらんくない?

特にこのカフェに行くためには、高級時計コーナーやらを通らねばいかんかったんやけど…

お客さんと一度もすれ違うことなく。

ただ店員はてんこ盛り。

我が夫と日本経済の話にまで発展いたしました…

外商が頑張ってるのかもしれんが、ヤバイです。売上が不安になりました。

おっとー、肝心のカフェですね、はい。

京はやしやで悔しい思いをしたのでリベンジや!と再度煎茶を注文。

当たりでありますように(´-`).。oO(

(._.)←茶の色を見るわたくし

( 」´o`)」 <ハズレな気がするー

ズズッ

_| ̄|○

美味しくないです。はい。

葉の色が悪かとです。そして熱湯ぶっかけてます。舌やけどしました。

そしてこの急須じゃいかんくないか。

葉っぱが広がるにも広がれんよなあ。



今後の教訓:デパート内にある和カフェでは抹茶を注文すべし(T_T)!!




4、すみの八女茶

以前からお店の存在は知っていたものの我が家からは結構遠いため、ためらっておりましたがようやく行けたぜ。

喫茶コーナーも併設されているのよー、ルルルン。

(我が子のコップが載ってるのはご愛嬌)

どれにしようかなと迷ったあげく、奮発(?)して玉露いったったわ!

40度のお湯で、1煎目。

「お茶のいれ方をご存知ですね?」と店員さんにバレる。

いやいやいや、まだ初心者です、すみません!となぜか謝るわたくし(笑)

やっぱり玉露は不思議な味やなー。

しょっぺえなー。

我が夫にも玉露を一口あげてみる。

初体験の感想をきいてみると

「え!何この味!?え、ええー!??」

しばらく黙って考えたあげく、

「…脳が処理できんのだ」

だそうです(笑)

とりあえず二煎目・三煎目を飲ませて、

「ああ、コレコレ。お茶ってコレコレ」

と脳を落ち着かせておりました。

ちなみに、我が子は白玉フルーツについてきた粒あんをずっと無心で食らっておりました。結構な量なんすけど。

…とんだ甘党ガールやで!

ここのお茶はもう本当に美味しかったです。

白玉も美味しかったし。

さすが!

お店の店員さんは日本茶アドバイザー、社長はインストラクターの資格を持っておられるそうです。

新茶も買って帰ったけど、素晴らしい味でした。

で…

今度の17日にここの講座に行くことにしたよ。

母ちゃんは行動力で出来ておるぞっ。

というわけでまた次回。