Whitney... R.I.P.
今日Yahooニュースで訃報のニュースを知りました。
正直、信じられないという気持ちと「やっぱりな」という気持ちでいます。
なぜやっぱり、と思ってしまったかは2010年に行ったライブ。
（下に以前書いた記事を載せてます。）
さいたまスーパーアリーナで来日ライブがあると知ったときは、
マイケルジャクソンがあの世へ行ったこともあり、数万円出して見にいった。
このライブは全盛期を知っていた人達から見ると、残念ながら復活とは受け入れがたい、つまり失敗だと判断された。
Whitneyは、残念ながら強くない。薬漬けなくらいだから。
なので、その判断は彼女を死に追いやるだろう、と薄々思っていた。
そしてマイケルと同じ位の年齢で天国に行ってしまうのでは、という予感があった。
Whitneyの曲は、私みたいに歌をやっている女性なら
必ず練習曲として一度は歌っているはず。
彼女の歌は、お手本中のお手本。
練習してみた人なら、わかると思う。
彼女は低音から高音まで、どこを歌っても「完璧な声」。
（特に全盛期は神がかってます）
こんな歌い手もいるのだ、と。
挫折した。
正直、私なんかが挫折すると思うのもおこがましいんだよ、と恥じたりもした。
（ちなみに他の歌手でここまで思ったことは一度もない。）
近づこうなんていうレベルではなく、天から与えられたギフトというのは
彼女の声のことを言うのだな、と素直に受け止められた。
大学を卒業して歌を習いはじめ、最初の課題曲が
"greatest love of all"。
フレッシュなWhitneyの声が好きで練習した
"saving all my love for you"。
60歳になったら自分も歌っていいだろうと考えている
"I'm every woman"。
練習もすることなくずっと聴き続けていた
"Heartbreak hotel" （Kelly PriceとFaith Evansがfeaturingされてます）
これからも聴きはするけれど絶対に練習はしない、と私の中で聖域の曲
"I will always love you"。
これ、永遠に続けられる。ここらでやめとこう...。
たまに変な発声をしているなと感じた時には、Whitneyを聴いて軌道修正したり
大嫌いだった（いや今でも好きじゃないな）AからDの音域練習は彼女がお手本。
CDはお手本みたいなのに、ライブでは全ての技術を駆使し、歌い崩しすぎて
もう原曲をとどめていないメロディだった（笑）のも彼女らしいと微笑んでしまう。
私の先生だった。本当に特別な存在だった。
最後に、今の気分を表す、
亡くなる前にもKelly Priceと歌っていた曲、"Jesus loves me"を。
Jesus loves you,Whitney!
I miss you so much...
Rest in peace.
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さいたま、遠いとか悪く言ってごめん（笑）
ホイットニー、最高でした。
号泣です。
ドラッグ浸けになり、
彼女は本当にボロボロだった。
夫ボビーブラウンからも暴力を受けるしで、立ち直るなんて相当難しいことだった。(ちなみにボビーブラウンが私の一番嫌いな人物です（怒）)
栄光から転落したスターの心情は想像もつかないものだったと思う。
でも私を含め、ファンは皆彼女を待っていました。
彼女は戻ってきた。
「I didn't know my own strength」の曲通りに。
もちろん、全盛期の彼女の声ではないかもしれない。
キーが下がってるから、新アルバムと二つ前のアルバム曲からのセレクトが多かったのは当然で、出来ることと出来ないことを明確にした彼女はボーカリストとして素晴らしい判断をしたと感じました。でも天才だから、そういう選択はつらかっただろう。
年配のおばちゃん達は懐かしの名曲が少なくて色々な不満が聞こえた。私は逆に儲けた気分だったけどね！
途中、息づかいもノイズが多めでだいぶきつそうだったし、かすれたりもしてた。
それでも、彼女は逃げずに歌ってくれたんです。
後半、神に捧げる曲を歌ってた彼女は「自分だけの神様」を見つけたんだなと思った。
誰にもいけない高みに登ることができたんだと思った。そんな彼女は幸せだと、羨ましく感じました。
ステージに立って、人を感動させるあなたが大好きです。ホイットニーは私の女神です。
本当にありがとう。
今日も死んでもいい位幸せだったなあ(何回目だ（笑）)
ツイてる以上に奇跡を感じるレイコでした。
