アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

八女お茶ツアーその4 最終回。このみ園さん

ども、レイコです。
うっかりご無沙汰しておりました |・_・)

八女ツアーも最終回!
最後はこちらにお邪魔しました。

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このみ園さんです。
漢字、読めんかった(^_^;)

「八女茶」の名付け親である、九州で最も古い茶商さんです。


店内は…
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歴史好きがヨダレを垂らしそうな感じです!

( ´~`)じゅる ←私のこと

詳しくはホームページをご覧ください。
しっかりした美しいサイトですからね!

店内では随所に歴史を感じることができます。
まずこちら。
伝統的なホイロ仕上げのお茶を作られています。
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この画で見て分かるでしょうか?
このホイロと呼ばれる台に、和紙を敷いて、下から炭の遠赤効果を利用し、乾燥させながら茶葉を紙縒りのようにする作業を行います。
昔はこのやり方でお茶は作られていたんですね!

何食べてもお腹すくほど、体力を消耗するそうです…(@_@)

手先の感覚でお茶を操る職人さん、SUGOCA
全国でも数少なくなっています。
こうやってしっかり受け継がれるのを確認できると、嬉しいですね!

ちなみに八女は美味しいお茶がとれるのはもちろんのことなんですが、仕上げるための「和紙」だったり他産業も同時に盛んだったんですね。だから一大拠点になったと。

目からウロコ(@_@)!

古くからの茶商さんなので、昔の拝見場がそのまま残されていました。
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日光をうまく均一に取り入れるつくりになっており、ここでお茶が鑑定されていたんですって。

そうか!昔は蛍光灯なんてあるわけないし!(@_@)←現代っ子


レトロで素敵なパッケージのお茶だな〜と思ったら…
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現物が!!
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れ、歴史深すぎる!!!

他にも、サンフランシスコに輸出されていたときの容れ物があったり。
(浮世絵に洋風を取り入れたパッケージで、これまたシャレとんしゃー)


なんなの、この空間は┌|*゚o゚|┘!


八女ってすごいですね…


お茶をどうぞ、と出していただいたんですが。

なんかびっくりするほど美味しい。
ポワンとした甘味を感じます。

私ではこうは淹れられない…なぜだ!

ワーワー言ってたら、
「うちのは井戸水で淹れてますよ」と教えてくださいました。


…参りましたっ m(._.)m


温故知新なひと時を過ごせました。
ワクワクする場所ね〜。

みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね(^_^)❤︎

ではまた次回。