アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

お茶の英才教育を受ける八女っ子達へインストラクター初呈茶してきました。

ども、レイコです。

先日、八女にある上妻保育園さんを訪問しました!

f:id:nywreiko:20150419004038j:plain

保育園の年長さんに、お茶に親しんでもらおうと1年を通して1ヶ月に1回、計12回このお茶会をしていくそうです。今年で4年目だとか。

日本茶インストラクターの松本さんからお誘いいただきました。ありがとうございます♪
微力ながらお手伝いに行ってきました。


それにしても…


すごいわー!!


の一言です。


幼児期からお茶の英才教育って。
八女、恐るべし。

お茶県ナンバーワンの静岡では当たり前なのかしら?
福岡市内に住んでた私はお茶に親しむ機会なんて一度もなかったので驚きました。

松本さんに詳細を聞いたところ、幼児に教えているのはこの幼稚園くらいだそうです。
そうだよね、まず園長さんや保育士さんの余力や理解・熱意がないとこの会は実現せんよね…。素晴らしい。
そしてこの会を主宰してらっしゃるのが、こちらの井手さんです。

この前、井手製茶さんのとは知らずに、松本さんからいただいた浅蒸し茶がとても美味しくて、実はわたしは深蒸しじゃなくて浅蒸し派なんじゃないか…と思うほど素晴らしかったんですね。

そんなお茶がいきなり飲めるだなんて、八女の子はずるかー!(笑)

さて、記念すべき第一回目。

f:id:nywreiko:20150419004100j:plain

最初はお茶を飲んでもらう回で、大人の私たちがお茶を淹れて、子供たちに味の感想を自由に言ってもらいました。
テーブル4人に対して大人1人。

よく考えたら、わたしの日本茶インストラクターとしての呈茶第一回目でもあります(。-_-。)

初めてが子ども達とは…
嘘つかんぞ、失敗したら正直にまずい言われるぞ |・_・) 笑

子供の舌をもつわたくし、苦くならんようにぬるめの温度を心がけまして、30秒!

1から30までみんなと一緒に数えました♪

年長さんともなると、100まで数えられるんやて。
うちの2歳児は「いーち、にーい、しゃーん、ご!」と4はどこいった状態なので賢さに感動(ノ_・。)

おまんじゅうと一緒にいただきまーす♪

ちゃんとお茶から飲む年長さん達。うちやったらおまんじゅうからいっちゃうなー(笑)

みーんな、
「おいしーい!!」
だって。ちょっとホッとしました(。-_-。)

「苦くない?大丈夫??」と尋ねるも
「全然だいじょうぶ!」とのこと。
幼児特有の強がりじゃなかろうかと疑り深い目で眺めたけれど


ごくごくごく、ぷは〜っ


「ねえ、早くもう1杯淹れて!」


とすぐさま催促がきたので、どうやら美味しかった様子。

終わった後、すぐおしっこ行きたくなったことでしょう!(笑)


自分もそうやけど、小さい頃のこういうイベントごとは意外と覚えてたりするもんです。

ずっと前に幼稚園でゴスペル歌ったことあるけど、その幼稚園生は高校生になっても覚えてるみたいです。
今日の子たちも、大きくなったらお茶派なんだろうなあ。

体験するって、人を形作るうえでとっても大事です!
驚きや発見であったり、楽しかったという気持ちは人を豊かにします。

自分の子にも色々体験させてあげよう!と常々考えているだけに、この保育園生たちに「みんなラッキーなのよ〜!」と言っときました。

(※これをお読みの方で、同様のことをやってみたい、とお考えの親御さんや先生がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけ・ご相談くださいね(^_^)。私達日本茶インストラクターはお茶の素晴らしさを広く伝えたいと考えています。単発でもOKです。もちろん小中学校でもウェルカムですよ。Gmailのアドレスは、アットマーク前 nywreikoです。)

最後に、頑張ったで賞?ということで井手さんのお茶をもらっちゃいました。ああ、私もラッキー!
早速開封して、いつも通り香りを確かめるために鼻を近づけたところ、

フレッシュなマスカットの香りがする!!!

もうお茶の次元を超えとるっ。アロマテラピーとはまさにこのお茶のことじゃなかろうか。
というわけで淹れない時にも茶缶を開けてクンクン、ほわ〜ん、を毎日繰り返しておりおります(^。^)

ではまた次回。