お茶の国の人だもの。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayから日本茶を広めるぞ!

こんなCDが届いたので八女伝統本玉露について少し説明してみよう。その3。

八女茶のキャラクター、やめ茶丸…。
何歳になってもキャラクターものが好きなレイコです。痛い大人と言われても構わない!!

さて前回からの続き、今回は八女伝統本玉露「2.生産地の特性がある」についてです。

中山間地域で育てられている
平地で育てたほうが楽なのに、山のほうで育てるってなぜやろう?

キャンプや登山に行った時こんな経験ありますよね。
霧が出たり、昼はめちゃ暑かったり、夜はいきなり冷え込んだり…。

それが玉露にはぴったりなのです。

(以下引用)
朝夕の気温差は、経験則的に高品質茶生産の適地とされる「朝霧の発生」を促している。
なお、気温差が大きいほど、夜間の植物の呼吸が抑えられ、うま味成分であるアミノ酸等の養分が多く蓄えられるため、高品質な茶が生産される。

朝霧が発生すると強い直射日光が茶葉に当たらないので渋みが少なくなり(間接被覆と一緒ですね)また呼吸で余分なエネルギーを消耗しない。結果おいしい玉露が生まれることに!

玉露はこの気候が好きかもしれんけど、育てる側の人間は…(@_@)←うちは好かん 笑

水はけの悪いところ、気温があまりにも低いところ、春になっても霜がつよく下りるところなどはお茶の栽培にあまり適していません。また土壌の成分にもお茶の品質は左右されるので、どこの山でもいいというわけではないんですね。

②稲わらが手に入る
福岡では意外と稲作されています♪
(めし丸くんもかわいいと思うわたくし)
天然資材の編み手さんや、製造機械もある。なので伝統本玉露が作れているのです。
今は編めているけれど、高齢化が進んでいるので少しずつ難しくなってきている状況です。
他の地域で伝統本玉露が作られなくなった理由の一つだと思います。
手間とコストがバカにならないもの。

③腕を磨きつづける人達がいる。
玉露を育てるのも大変ですがまだ生の葉のまま。
みなさんの知ってるお茶というのは、葉の状態ではなく深緑色の乾燥したものですよね。そこまで仕上げないといけません!
どうやって仕上げると??
(仕上げの話をすると長ーーくなるので省略します)
機械で仕上げることが多いですが、この機械は昔からの方法「手もみ」をベースとしています。
ということは「手もみ」をある程度分かっておかないと仕上げの質に影響する、ということですね〜。

福岡では手もみ競技大会が毎年開催されています。
マニアックで熱い戦いやろ… |・_・) 

また品評会も毎年開催されています。

自分の作った玉露が評される、というのはプレッシャーもあるかと想像しますが、やはり「全国1位になるような玉露を作ってみせる…!」と熱く燃えるのではないでしょうか。
うちの知っとる八女の人達は一流のプロフェッショナルなのに全然偉ぶることもなく控えめで、お茶を愛してやまない方ばかりです。職人気質という印象をうけます。
「人」も特性のうちのひとつですね。

===
さて、みなさんは手もみのお茶を見たことありますか?


え?無い???


そりゃ無いよね〜。うちも見たことあるのは数回です(^_^;)


初めて見たときは飲む前なのに目から素晴らしさが伝わってきて「うわあ〜!キレイ!」と驚きました。


で。


もったいぶって…


写真は次回 |・_・) 笑