八女伝統本玉露の回もいよいよ最後!
3,高品質と評価を獲得している
についてです。
これは農林水産省のページにちゃんとかかれています♪
<香り>
「覆い香」を呈する香気成分Dimethy1 sulfideの含有量が高く、非常に香り豊かである。 *伝統本玉露の香気成分Dimethy1 sulfideの含有量は、同産地の煎茶、玉露と比べ非常に多く、煎茶の5倍以上、玉露の約2倍であった。
(玉露の覆い香は、言葉で表現するのはなんとも難しいですが、煎茶の香りプラス海苔のような香りがします。
海の幸じゃないのに不思議!)
<味>
うま味成分であるテアニン等のアミノ酸を多く含み、渋味を呈する成分であるカテキン類の含有量が抑制される。そのため、浸出液の味は濃厚、「まろやか」で「こく」がある。 *伝統本玉露のアミノ酸含有量は、同産地の煎茶と比べ約4割多く、玉露と比べても約1割多かった。一方、伝統本玉露のカテキン類は、同産地の煎茶と比べ3割程度少なく、玉露と比べ1割程度少なかった。
どのお茶よりも濃厚、まろやか、こくがある八女伝統本玉露は…
全国茶品評会の「玉露」部門において最高位である農林水産大臣賞を、平成25年を除いて平成13年から26年まで連続受賞している。
そう…
日本一の品質だったのです!
そりゃGIマークもつきますがな!
さて…。
前々回から引っ張りましたが、誰かが心待ちにしているかもしれない(笑)手もみの伝統本玉露はこんな感じです。
針みたいに細いのです!
松葉のようですね。
実際、1935年に出版されたお茶についての世界的名著であるAll About Teaで
日本茶文化大全 (ALL ABOUT TEA (日本茶篇))
- 作者: ウィリアム・H.ユーカース,小二田誠二,William Harrison Ukers,鈴木実佳,静岡大学ALL ABOUT TEA研究会
- 出版社/メーカー: 知泉書館
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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手もみ茶はPine Needles として知られていると記載あり(原本216ページ)。
またはSpider Legs だって!
うーんそれは…笑
お湯をいれると、針のような形からゆるりゆるりと開き出して葉の形に戻ります。
その様は、
もういちど葉が生を受けたかのようです。
じっと眺める。
そして一口。
玉露が玉の露と名付けられているのかがよく分かります。
この露はどこまでも甘く、旨く、飲んだ後には香りの余韻がずっと残ります。
ああ、出会えてよかった。
お茶をここまで高めてくれて、本当にありがとう。
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いかがでしたか!?(^_^)
とりあえずこのブログを読んで、存在を知ってもらえただけでも嬉しいなと思います。
八女伝統本玉露、飲んでみたくなった人のためにリンクを貼っておきましょう♪
1人でも多くの人に魅力が伝わりますように★
ではまた次回。
(※今回も星野製茶園の山口さんから画像をおかりしました。いつもありがとうございます★)