アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

<できるかな>表参道で生け花。

 

さあ、おためしレッスン2回目のできるかな。

今回は、いけばな小原流ビギナーズセンター

へ行ってまいりました。

(料理につづき、いまごろ花嫁修業?というツッコミはやめてー)

表参道から歩いて5分くらいです。

あそこに見えるのはまさか…自社ビル?そんなにお花って儲かるんかね。

教室は、広々としたキレイなところ。ぱっと見いけばなするようなところとは思えないかな。

最初に、生け花の歴史を先生が語ります。どうもかなり上の位の先生みたい。

(軽く 右 から 左 へ流す…)

池坊」「草月流」「小原流」…三大流派やら、あるんですね。

うちは池坊くらいしか聞いたこと無かったなあ。

ちなみに、生け花って、縦にぴーんと花が活けてあるイメージがありませんか?

あれは、立てている花から、仏様が上からすっと降りていらっしゃるということらしいです。

ほおお〜。勉強になったぞお。

じゃあ祀らないかんわけか。と思いながら小原流の基本の活け方を次に教わります。

 

(難しくて 頭に 入 ら な い…)

 

はしょって説明すると、型ってのがあるんですね。

一番長いのは、器の(直径+深さ)×2!

添えるやつは、そこから3分の1!

45度にさす!アシンメトリーに!

 

などなど。結構細かーく、数学されてんですね。

 

まあ、とりあえず型もよくわからんけど、ぶっ刺してみる。

 

…こらあかん。

 

あっちゃこっちゃ花が散漫。

花が活かされておらん!!仏様、激怒するってこれじゃあ!!!

 

すぐに「花の表情に気をつけて〜、あとはこれちょっとこっち側ね」

と言いながら、ちょいちょい刺しなおす先生。えええ。

そしたらなんと!!

Image415.jpg

なんとなく、良いよね!!???

 

その後、恐怖の言葉が。

 

「じゃあ、1回抜いてね。お手本通り再現してください」

 

えーーーー!!!?

 

なんすか、生け花って記憶力なんですか。知りませんでしたけど。

横からの画像や、上からの画像も撮影。気合いを入れて再度ぶっ刺す。

Image416.jpg横から見た図。変ですね(笑)

Image417.jpg先端恐怖症にはたまらない図(怯)

そうなんです。予想通り。全然同じにはなりまへん。

Image419.jpg撮影角度が違うけど。なんにしろ上とは違う。

 

いけばな、こんなに奥が深いだなんて。甘く見ていたわ。

「80歳のおばあちゃんでもずっと習いに来るのよ〜」という先生の言葉、よくわかります。

ハマる人はどんぴしゃでハマっちゃうよ。生徒さんも、真剣な表情で刺し刺ししていました。

華道っていう言葉通り、極めたくなるかも。

 

こちらの月謝は、8回で16,000円(お花代別)くらいから始めることができます。

 

ちなみに、ご存知だったでしょうか。先端恐怖症なの、わたし。

よー頑張った(涙)