アメリカでお茶をいれる人のブログ。

by natural yellow woman. 日本茶インストラクター16期。福岡出身で八女茶をこよなく愛しております。カフェインに弱いのがたまにキズ。San Francisco(というよりは)East Bayでふざける人の日記。

<できるかな>正座しっぱなの茶道。

こんばんわ。

昨日はうっかりホットカーペットの上で寝てしまいました。

つうことで、今日できるかなレッスン更新。

第3回目は、茶道にチャレンジ。

表参道ヒルズ裏にある麗扇会日本文化教室へ行って参りました。

原宿からテクテク歩くこと8分。オシャレタウンの中に。

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まさかの竹林と&日本家屋が目の前に。ビビるし。

茶道は着物で行うので、洋服のワタクシは最初に

腰にかぶす布(アフリカンな柄)と着物の襟(パステルピンク)を巻き巻き。

色彩検定2級的には、もう気持ちが悪くってしょうがない組み合わせ(笑)

変な見た目のまま、和室に通されてひとまず正座。

たまたまその部屋には、3年くらい通っている方に先生がマンツーマンで茶の入れ方を指導されてます。

「作法がなっとらん。」

「左手がおろそかになってるぞ」

…ばりばり説教くらっとる。おじさん先生から。

 

レイコフリーズ。かちんこちんに固まる。

 

早速。「まず礼をしてみろ」

とからまれ、やってみる。

 

「まあ、一応いいやないか」

…ホッ。

 

「茶道は自分のためにするんじゃないんだよ。相手のためにするもの。」

「だから、思いやりがないと、気が利かないとできない。身に付くためには体に覚えさせるしかない。」

いやー、さすが先生。説教にも愛があると思ってたけど、いいこと言いなさる。染み入りました。

うちはこの言葉を聞くためにここに来たんだなーと思ったもの。

 

肝心の茶道ですが。

ひとつの動作に対して、全てルールがあります。

例えば、あの湯のみを回したりする動作、

湯のみの絵柄正面を見たりするためのものなんですね。

そういう理由がちゃんとあるから、ポイントを押さえればすごく納得のいく行為かも。

(もちろん、初手から覚えられるわけもありません。頭にハテナしか出てきませんよ…)

 

ただお湯に抹茶を溶かしたものを飲んで、お菓子を食べてるってだけ。

でも、日本って国はそれを「かたち」にして「道」にまで昇華しちゃうんだから

素晴らしいなーと改めて実感しました。

すごい文化を持ってて、誇りに思っていいのに。学校とかで教えてくれないんだもんな。

 

ただ、日本ってのは足がとんでもなくしびれるもんだ。

しびれすぎて、途中で話が聞こえず…とりあえずうなづくのみ(笑)

 

入会3万、年会費1万、初級1回4000円くらいでした。

ここは着付けや書道など色々教えてくれるので、幅広く学べるのがいいかもしれませんね。

 

次のできるかなは、「ゴルフ」です。さー、ミセスのからぶりは何回かしら。